いのっち(inopon4372)です!
自分は今2017年の4月に元いたITの起業から脱サラしてから1年以上経ちました。
で最近考えてたのがセミリタイアのことなのですが、ふと疑問が。
「そもそもセミリタイアっていくらくらい資金と収入があればできるの?」
「セミリタイアしてる人はどういった資産や不労所得を持っているのか?」
よくよく考えてみるとセミリタイアしたいけどよく知らねぇ。と思ったのです。
今回セミリタイアの必要額を調べたのと自分自身のセミリタイアに対する考え、どう実現するかを書いていきます。
ちなみに30代でセミリタイアするとサラリーマンの生涯賃金(約2億円)ほど稼ぐ必要があります。
Contents
自分の中でのセミリタイアの定義。ただの脱サラ、早期退職とは違う
まず海外ではセミリタイアではなくアーリーリタイア(早期リタイア)と言うらしいですね。日本ではセミリタイアの方がメジャーですが。
で、自分の中ではセミリタイアとは「会社を辞めて、自分で仕事以外の収入があって働かなくても余生まで(85歳くらい)自由に生きていける状態」と定義しています。
なので脱サラや早期退職とは別物です。
仕事に対する考え方 | 収入と支出の状態と考え方 | |
---|---|---|
早期退職 | 必要ないのでしない | 余生までの貯金が溜まったので辞めた。収入は無く基本は貯金を切り崩す。 インは無くアウトだけある |
脱サラ | 生きるために個人で仕事をする | 個人で稼げるので会社を辞めた。収入は自分の仕事から。 インもアウトもある |
セミリタイア | 君は仕事をしてもいいししなくてもいい。仕事は趣味で遊び | 資産、もしくは不労所得の額が余生を過ごすまでの生活費を上回っている。 インもアウトもある、ただし働かなくてもインがある |
こんなイメージで早期退職は「貯金」のイメージが強いです。50代、60代の方がこれまでの貯金+退職金+年金で余生を過ごせるから仕事を辞めたイメージ。
脱サラは会社以外の仕事で稼げるから会社を辞めたイメージ。余生までもちゃんと働く。早期退職と違い20代~30代もいるイメージ。
セミリタイアは資産や不労所得で稼げてるからもう働かなくてもいい。が、生活費を稼ぐための仕事の必要性が無いだけで好きなら仕事をするイメージ。
仕事が遊びで、遊びが仕事という言葉がしっくり来ます。
自分は今個人事業主で仕事してる脱サラ状態ですが、やっぱりセミリタイアの状態とは明らかに違う感じがします。
なので今不動産投資とかソーシャルレンディングの各投資を進めてるわけです。
セミリタイアに必要な資金額。収入はどれくらいあればよいのか?
でじゃあどれくらいお金があればセミリタイア状態なのか?
セミリタイアの場合厚生年金など特別な年金に加入しないので年金は貰えても国民年金の月5万ほどでしょう。
なのでセミリタイアに必要な収入からは一旦省きます。30年以上先は年金そもそも貰えないかも知れないし。
でセミリタイア後の1ヶ月の生活費を35万としましょう。これは保険屋さんとか行くとよく聞かされる所謂退職後の「ゆとりある生活」の必要額です。
多分節約すれば20万以下でも生活できますが、別に質素に慎ましく生きるためにセミリタイアしたいわけじゃないです。
旅行とか遊び行ったり趣味楽しんだり、カフェで本読むのにお金は必要です。
1ヶ月 | 1年 | 55年 (30歳→85歳) |
|
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セミリタイア必要額 | 35万 | 420万 | 23,100万 約2.3億円 |
厚生労働省発表の日本人の平均寿命は男女間で差がありますが約85歳前後です。
30歳でセミリタイアしたとすると55年生きる計算です。
その結果が「約2.3億円」という数字です。
約2.3億円という金額は、かなり大きいですね。
ちなみに日本人の生涯賃金は2.7億円と言われるのでセミリタイアするには成人してから生涯賃金級の額を稼ぐ必要がありますね。
- 資産:2.3億円の現金を蓄える
- 収入:85歳まで生きて2.3億円になるキャッシュフローを作る(月約35万円)
どちらかになるわけです。
実際セミリタイアしてる人ってどんな資産や不労所得を持ってる人なのか?
- 不動産投資(アパート・マンションの家賃収入)で月25万以上ある
- 事業を持っていて他人に運用を任せられてる人
調べるとざっくりこんな感じの人が多いです。特に不動産投資が多いですね。実際は上記以外にも金融資産(株式・FXなど)を合わせて持ってることが多いですがセミリタイアに直結できる資産・収入なのは不動産投資とビジネスが多いです。
セミリタイアに必要な貯金・資産を直接持っている人より自分が働かなくても収入が入る「不労所得」を持っている人の方が多い。
ちなみに「家賃収入を得ている人」は注意点があって所持物件のローンが0であるかです。仮に家賃収入があっても銀行からの融資が35年であれば収入はほぼ0(もしくは赤字)のはずです。
で調べて意外だったのですが「もっとセミリタイアしてる人いるはずなのに表舞台出てこない」ということです。見つからないのです。
いや、セミリタイアしたらハワイでバカンスとかこんな風に悠々自適な生活してるよ!って人がいると思ってました。でもそういう人はあんま自己アピールしてないですね。
逆に一見お金稼いでる、セミリタイアしてる風に装ってる人は情報商材売り込みたい、カモりたい人が多い感じです。調べても何してるのか、いくら稼いでるのか(自称じゃなくて客観的に証明できるものがない)実態がなくて、多分装ってるだけだなーと。
あとはセミリタイアできるけどしてない人もいます。例えばホリエモンとか与沢翼さんは絶対一生稼げる額稼ぎきってるはずです。でもあの人達は働くのが好きだからセミリタイア状態にならない。
意外にセミリタイアしてる人見つけるの難しいです。
セミリタイアしてる人の生活リズム
7時:起床
午前:ジムでトレーニング
午後:カフェで本読む&趣味の時間&投資
夜:家族と過ごす
みたいな人が多いです。
最初はみんな自由に生きてるけどそのうち緩すぎてリズム崩れるからジムで体動かすって人が多い。
あとは収入のメンテナンスとして投資の時間も作ってる。プラスして仕事したい人は仕事してるって感じです。
現実解としてセミリタイアどう実現させるか
で必要額と傾向がわかったところでじゃあどうするか?です。
自分の中では
- 事業
- 投資
をバランスよく持つのがよいかなーと思ってます。
事業も投資もメリット、デメリットあります。手軽なのは投資なのですが投資って自分の管理下に無いことが多いです。市場の動きとか世界情勢とか会社の不祥事とか。
不動産投資ならかぼちゃの馬車で有名なスマートデイズが破産したし、ソーシャルレンディングもみんなのクレジットやラッキーバンクが爆発。仮想通貨コインチェックがNEM盗まれて大惨事。
特定の会社どうのこうのでなく投資は手軽にできる分自分の努力だけでは対処できないことがあります。
ぶっちゃけ2018年1月頭時点でコインチェックがNEM盗まれて和田さんがあんな記者会見開いて大惨事になるなんて誰も予想つかなかったはずです。あの時点ではコインチェックはかなり信用度高い方の仮想通貨取引所だったはずです。
ビジネスは自分でやること多くてクッソ面倒だけど取れるリスクととれないリスクがはっきりしててその点楽です。
ただビジネスも傾くことがある、流行り廃りの影響超喰らいます。
10年前はガラケーが駆逐されてスマホが主流になる。mixiが廃れてfacebookやツイッター、特にインスタが台頭するなんて分からなかった。
売り切りの据え置きの家庭用ゲームの力が弱くなって安く作れるスマホゲームが流行ってしかも課金で追加でお金が取れる
使う分にはいいけど事業でやってる側としては明日は我が身です。youtuber流行ってるけどもしかしたらyoutubeが広告の形態を変えることだってありうる(1回広告配信者の条件変更しましたしね)
そう考えると事業もやるけど余剰資金で合わせて投資をやるのがベストだと思ってます。
自分が考えるセミリタイアの方法
で具体的に言うと
- アフィリエイト
- ソーシャルレンディング
- 不動産投資
この3つを組み合わせて月収100万を超す、さらに事業としてのアフィリエイトで50万以上、投資としてのソーシャルレンディングと不動産投資(将来的には他の投資もやる)で50万以上にします。
アフィリエイトはやったことある人は分かると思いますが完全メンテナンス0にするのは難しいです。グーグルのアルゴリズムの変更や表記修正、案件の終了がありますから。
ただ一度一定額稼げると翌月も同じくらい稼げるのも事実で半不労所得状態にできるのでまずはこれで1本柱確保。
投資側はソーシャルレンディングが1案件年間運用利回り5~10%、平均7%なので100万投資できれば1年で約7万。原資1000万確保できれば1年で70万、5000万まで投資できれば1年で350万円、月約30万の収入です。
※ここではソーシャルレンディング事業者の手数料のことは一旦横に置きます
実際問題100万ならともかく5000万円の場合「そもそもの原資どっから確保するの?」って話しがありますが複数の収入源があって増えた分だけ入れていければ何とかなるかなーと。
不動産投資は一番資本が必要ですが収入もある。きちんと経験積んでネット公開の物件でなく市場に出回る前の物件情報を仕入れることができれば収入化は可能だと思ってます。
そこまでは経験と資金(融資には頼りすぎない)と情報ルート構築がメインになるかと。
上記3つの合わせ技で40歳までにセミリタイアできる状態に。(この記事執筆当時32歳)
セミリタイア後も仕事をしてたい!
こう言うと「セミリタイア後も仕事するの?」って思われるかも知れませんが自分は仕事してたい派です。
ただし自分のやりたい好きな仕事という前提で。
やっぱ仕事って人間の1番一番時間を費やすところである意味やりがいのある部分でもあります。セミリタイアできるなら働かなくてもいいかもしれないけど、働いてるほうが充実感はあると思ってます。
脱サラして思うのは時間はできて最初は「ヒャッハー!!」ですが毎日友達と遊んだり飲むわけじゃない。
ボルダリング好きだけど毎日やるわけでもない。となるとやっぱ仕事してる時が1番成長するし、楽しいんですよね。
昔とある事業家さんに言われた「仕事が遊びで遊びが仕事」って感じです。
ひとまず30代前半は事業で稼ぐ、投資で稼ぎますよー。