いのっち(inopon4372)です!
「仕事が辛くて会社行きたくない、辞めたい」
って人は多いと思います。自分ももちろん思ったことがあります。
仕事が辛いと思うのはダメなことではありません。よく自分が悪い、弱い、仕事できないから・・と思う人がいます。
確かに自分がうまくできれば、という要素がないことはないですが、でもそれだと疲れちゃいますよね。
「全部会社が悪い!」
と思うことも時には大事です。もちろん「自分にできること」をやった上ですが自分のせい、じゃなくて会社が悪いって考えたほうが楽になります。
で本題は仕事が辛い状態を解消するために「自分にできること」って何があるのか?を解説します。
特によく言われる転職について深く。あと自分のエピソードもお伝えします。
自分の考えだけ言うと
我慢しなくてもいいよ。
でも何もしなければ仕事は辛い状態が続くからできることはやったほうがいい
に集約されます。
Contents
自分が仕事行きたくない。辛かったのは社会人1年目と4年目
自分の中で仕事がつらかった時期は2回あります。1年目の23才と4年目の26才です。
仕事行きたくない。辛いと思うのは人間関係が90%
まず1年目ですが当時SEだったのですが当時の会社は研修が3ヶ月ありました。で、研修終わった後配属されたのはプロジェクト支援部といういろんなプロジェクトに人を出す部署でした。
で実際配属されたのは親会社のオープンソースを使ってシステム開発をする部署で役割としてはオープンソースの方が安い、使って安定したシステム作れるか実績を出して社内展開する、と言った感じ。
ちなみに会社名は伏せますが親も子もみかか系列でした。(全然伏せられてない)
プロジェクトは楽しかったですね。ただでさえITとかシステムに疎かったのにデータベースもOSもオープンソースのやつなのであまり情報がない。グーグルで検索しても英語のページばっかり。でも新鮮味がありました。
で最初のプロジェクトで3ヶ月位経った時どうなったか。心を病みました。原因は
- 仕事できなさすぎてついていけない
- プロジェクトの人間関係がよくなかった(特に直の先輩)
この2つです。前述の通りシステム系詳しくない&オープンソース難しい、でもプロジェクトのテスト計画書&手順書作れ!って言われてでもプロジェクトの途中から入ったので全然分からん。指示出した先輩上司に聞いても何をするか俺にも分からん!みたいな言いっぷりでかなり大変でした。
これだけならいいのですがこの指示出した直の先輩(親会社の人)と絶望的に合いませんでした。
指示を出す→分からないなりにテスト計画書&手順書作る→ダメ出し→じゃあどう作ればいいのか聞く→僕(先輩)にも分からない。でもちゃんとしたの作って→修正&再チェック→ダメ出し→じゃあどう作ればいいのか聞く→僕(先輩)にも分からない。でもちゃんとしたの作って・・(以下ループ)
どないせっちゅーねん!ちなみに何かあるたびにグチグチ言われ、テスト計画書&手順書以外の作業でもほぼ上記と同じことが起こってました。
辛い。しかも自分も仕事できないのに人にはやたら物言う&重箱の隅をつつき続ける。さらには人の首を肩たたき器の輪の部分で引っ掛けてグイグイ引っ張るとかパワハラっぽいこともありました。
仕事もできない、人からは責められる。職場に自分の居場所はなかったです。
この当時は本気で辛くて「死にたい」と本当に思ってました。「自分、なんてダメなんだ。今まで」って電車の中でガチで泣いて帰ったことも。
仕事行きたくない。辛いけど辞めてどーすんの?でも会社に行きたくない
で会社を辞めるということも考えました。が、この時は「自分社会人1年目で配属して3ヶ月位。辞めても自分が行くとこないんじゃないか。今やめたら終わりなんじゃないか」としか思えなくて会社やめるとか転職とかできず。
そう考えてるうちにメンタルが悪化し、もはや思考停止して会社を辞めることもできずただ家と会社を我慢して往復する時期が半年以上続きました。
多分1番ひどかったのは年明けであまりの会社行きたくなさで朝本当に起き上がれず、初めて会社を休みました。
結局4月になり、2年目になった時にたまたま「本来の会社が赤字で部署再編のために外に出していた人を全部戻す」という方針が出てそのプロジェクトから離れることになりました。
多分あのまま続けてたらうつになってたか自殺してたと思います。今振り返ると。
この時感じたのは
- 仕事が大変でも人間関係さえ良ければなんとかなる
- 次同じことあったら絶対会社やめる。心が壊れてからでは遅い
ということです。ぶっちゃけ人さえ良ければ仕事って何とかなります。辛くなる時は特に身内(社内、同じ会社の人間)が敵になったときです。今日大のアメフト部が大炎上してますが守るべき人が守るどころか脅しや人の心を壊すようなことすると人は簡単に折れます。
で心が壊れるともう逃げられないです。考えることすらできなくなるんですよね。幸い自社の方はかなり温かったのと人がよかったので立ち直れました。
が、次に同じことあったら仕事絶対やめる!と誓いました。死んでしまったり鬱になってからでは遅いからですね。
そして2年目、3年目は平穏に終わりました。しかし4年目、まーた同じことが起こりました。しかも再度の親会社出向で。
もう絶対許さない。仕事辞める!
4年目の仕事は全体で1000人以上いるプロジェクトでした。そこのプロジェクト管理チームだったのですが人は8人ほど。
簡単に言うと「このプロジェクトの管理チームだから起こった問題全部解決して、プロジェクト成功させろ」と言われました。また丸投げですかそうですか。
ぶっちゃけ1000人いる、ということはシステムの規模もそれだけでかい。途中参加なのにちょっと設計書見ただけでは分からない。でも何とかしろ。
まぁ分からないです。システムのバグとか各チーム集めて進捗管理したりして。でもバグは出るし。進捗は遅れる。が納期は決まってる。
各チームは納期分かっててもバグ修正と確認は時間かかるという。しかし管理チームの上の人は納期どーすんだ!って詰めてくる。
ハッキリ言ってない頭振り絞ってやっても物理的にできないことはあります。
結局このときも心を大分病みました。大変だけならまだしもまーた上の人が「はぁ?なんでこれくらいできないの?」という人でした。だからといって質問しても冷たくあしらう。
1年目と同様に結局人間関係、人を詰める人の存在でやられました。
ただ1年目と違ったのは「次同じことあったら絶対辞める」と決めてたことでした。
面白かったのは辞める!と伝えたら管理チームの上にいた「はぁ?なんでこれくらいできないの?」って言ってた人が「いゃ~大変だよね。わからないことも多いのに頑張ってるよね!」みたいに言ってきたことです。
なんて白々しい。多分辞めると言ったことを知ったんだと思います。でもこの人の場合何度も手のひら返す気分屋だとこの時はもう理解してたので
「許さん、何言っても絶対やめるからな」
と思ってました。
そして仕事やめました。このときもまた面白かったのは、「辞めるのを1週間だけ伸ばしてくれないか?」と言われたことです。
なぜと思ったら、「自社の先輩と上司も親会社のとこに来てたのですが同じくメンタルやられて鬱になるのでプロジェクトを先に離れる。代わりの人を探して入れるから1週間だけいて欲しい」と言われました。
あー、このプロジェクト。自分だけでなく他の人も辛かったんだ。と感じました。
仕事が辛いのを我慢して心が壊れて鬱になるくらいなら会社は辞めるべき
自分の考えですが本当に仕事辛いなら会社を辞めてもいいと思ってます。
もちろん生活するためにお金は必要。仕事も必要なので安易に辞めるのは難しいでしょう。家族がいる人は特に。
でも辛いのを我慢しても職場環境が今より悪くなることはあっても良くなる可能性はほぼ0です。経験上間違いないです。
だからといって職場環境を改善できるか?社内で仕事を変えられるか、というのも難しいです。
一応「今の仕事があってないから別な部署や仕事に変えてくれ」と頼むのも1つの手です。でも現実にこの手段取れる人。またホントに変えてもらえる人はホントに一握りだと思います。
だからといって我慢し続けると心は壊れます。鬱になったり、肉体的に壊れて結局仕事を辞めたり休職したりすることに。
人間ってそんなに強くできてないですよ。耐えるのももちろん、人や環境を変えるのはとても大変なことです。
仕事を辞める=逃げ
みたいにいう人もいますが「逃げの何が悪い?」って思います。ぶっちゃけ人や仕事内容や環境が自分にあってるかはあるので自分に合うとこで仕事したほうが幸せになれます。
会社を辞めたら自分を雇ってくれる人なんかいないんじゃないか?この世の終わりでは
1年目で病んだ時は今の会社離れたらもう再起不能では?って思いました。
でも4年目で転職活動して、実際に会社辞めた時に思ったのは
「意外と転職先はあるし、会社辞めても死ぬわけじゃない」
ってことです。最終出社日で会社行って社員証とか返却した後、外は昼間でしたが
シャバの空気はうめぇなー
としか思わなかったです。むしろ何で会社辞めたら人生終わりだと思ってたんだろ?と。今思えば不思議ですが実際に会社離れたことがないとわからないんですよね。
もちろん会社辞めて次の転職先がかならず見つかる保証もないし、待遇が悪くなる可能性だってあります。
でも人間壊れるより全然マシです。
仕事が辛い時の励ましは重要だけどそれだけで解決するわけではない
仕事が辛い時の人の支えって大事です。「大丈夫、〇〇はダメなんかじゃないよ、いいとこあるしね」とか言ってもらえると自分必要とされてるんだな、ってがんばれます。
趣味や会社以外のコミュニティでストレス発散するのも大事です。これがあるだけで全然違います。
ただどんなに支えやストレス発散しても月曜日はやってきます。会社の辛さが無くなるわけじゃない。
だとすれば転職も解決法の1つであることは間違いないです。
仕事行きたくない。辛い時のベストな対策は転職なのか?
仕事行きたくない。辛い時に転職が有効なのは間違いないです。自分も実際転職しましたからね。
【関連記事】【転職が1番効果がある】仕事行きたくない、辛い時の原因と対処法。
ただ唯一無二かというとそうでもないです。多分仕事行きたくない、辞めたい原因って
- お金がない(昇給無い、給料安い、残業代でない)
- 時間がない(残業多い、休日出勤)
- 仕事内容に不満がある(やりがいがない、ついていけない)
- 人間関係が辛い
の4つだと思います。
【関連記事】【仕事行きたくない】残業多いのが辞める理由。それで転職したっていいじゃない!
ただ転職したら必ず良くなるかというと保証はない。
であれば転職する前に自分でお金を稼ぐ方法を身につける。副収入を作るのも1つの手だと思ってます。
ぶっちゃけ会社以外で生活費がなんとかなるのであれば仕事辞めてもいいって思いやすくなります。
投資や副業、資産づくりなど転職以外にもやれることはありますね。投資や副業、資産形成については以下の姉妹サイトで解説してます。
【関連記事】投資&資産づくり関連 いのれぽ
仕事が辛いなら
我慢しなくてもいいよ。
でも何もしなければ仕事は辛い状態が続くからできることはやったほうがいい
と感じてます。
心が壊れるのは一瞬です。折れるくらいなら会社は辞めてゆっくり考えてみてもいいと思います。