よくダイエット方法で「夜は炭水化物を控えた方がいい」ってあるじゃないですか。
確かに夜のエネルギー補給はとる必要性は低いですし、理にかなっています。
でもじゃあ夜は制限するぜ!って言って継続して体重を減らすのは難しいです。
正直「20代、30代のサラリーマン、OLさん」が実践にするのには欠点があって向いてないと思います。
Contents
食事制限の理想と現実。問題はライフスタイルに制約がかかること
まずよく本やネットなどで推奨されるダイエット法は以下になります。
◆理想
- 朝→朝のエネルギー補給って大事!ちゃんと食べましょう!
- 昼→午後を乗り切るためにちゃんと食べましょう!
- 夜→もうこの時間は炭水化物はいりません!
肉をメインに適度にたんぱく質をとり、炭水化物はとらないようにしましょう
こんな感じ。このライフスタイルそのものはいいと思ってます。
◆でも実際は
- 朝→朝ごはん作るのめんどい
- 昼→お弁当つくれば調整できる。朝作るために前日に材料買って考えて〜
→朝:面倒・・ - 夜→わー、今日も飲み会だー。おう、ビール、ビール。冷えてっかー
→コントロールできない
で、どーなるか。
「もう無理!めんどい!!」
大抵こうなります。何が問題かというと、
「理想はあくまで理想でしかなく、サラリーマンの実情を一切考慮していない机上の空論」
であるということです。
何が問題か?
では何が「机上の空論」で何が「問題」なのでしょうか。ポイントは
時間(労力)
を考えてないってことです。
【時間(労力)】貴重な時間、どこにぶっこみますか?
例えばこんな一日を過ごせたらどうでしょう?
7:00 起床
7:15 朝ごはん(作る)
8:10 家を出る
9:00 出社
12:00 昼ごはん(弁当)
18:00 退社
19:00 家に帰宅
20:00 夜ごはん(作る)
21:00 風呂
22:00 フリー
24:00 就寝
うん。これなら朝ごはんと弁当作って、昼は弁当。そして夜はスーパーで材料買って家で作ることができそうです。
毎日この生活が続けば、ですが。
時間(労力)について考えることは2つある
【1つ目の理由】
そもそも材料買ったり、食事を作る時間を捻出するのが難しい、もしくは無理ってことです。
実際は18:00退社は上手くいったパターンで、残業→20時までとかよくあります。僕も忙しい時は23時、24時退社(終電)とかありました。こうなると家に帰って作る!のは不可能です。
深夜1時に帰ってきてどないせっちゅーねん!
それにただでさえ夜は頭が回らなくなるので夕食抜きでは使い物になりません。ポンコツです。なので大体外食しちゃう。
後は夜飲み会あって〜とか合コンで〜とかあったらもうその時点で破綻です。飲み会で「私ダイエット中だからカラダにいいものしか食べないの〜」って言っても無理です。出てくるのはポテトとから揚げ。
食事を夜コントロールするのはほぼ不可能です。そんなヒマじゃないって。
そしてこのパターンでは忙しい&疲れで翌日にも影響します。まず朝早く起きるのがつらい、眠い。朝ごはんや弁当、この状態で作れますか?
大抵「7:00 起床」が「8:00寝坊」→駅までダッシュ!のコンボするだけじゃないですか。
【2つ目の理由】
食事を考えたり、スーパーで買い物したり、料理する時間、この時間をもっと自分に投資しませんか?ってことです。
例えば僕はブログを書いています。これはブログを書くことが自分のメディア構築に役立つ。収入になるからやってます。
でも会社員だと平日は退社後に作業することになります。
大体作業開始する時間は19時からです。でもこれを自分で材料買って夕食作ると1時間ちょいのロスです。
1時間・・、そんなに変わらないと思いました?
でも実際やってみると仕事上がりは疲れてますよ。それは仕事してますからね。
なので集中できる時間はそんなにないんです。絞りだすしかない。でもその残り僅かのエネルギーをどこに使うかはすごく大事です。
何を優先し、どこにエネルギーをぶっこむか。その積み重ねで人生は変わります。
健康的な食事でダイエットする。確かにそれ自体は価値あることだけどそのために他の何かを代償にする必要はないかな?って思います。
これがジムでも習い事でも通信教育でも飲み会でもいいんです。そっちに時間使ったほうがいいじゃないですか。
少し話が膨れましたが「会社員の時間は貴重で意思でコントロールは無理!」ってことです。
食事をコントロールする順番は朝>昼>夜
なので結論を言うと夜は自由です。我慢しません。
その代わり朝と昼を管理します。特に朝!
夜の食事制限が困難な1番の理由は他人が絡みやすい、ということです。飲み会を始め、残業とか自分でコントロール出来ない要素が多い。
逆に1番管理しやすいのは朝です。上記の逆で他人が最も絡みにくいから。
朝だったら自分で食事を用意さえできればその通りのものが食べられます。でも1つ注意が。先の夜の食事制限が困難な理由で上げたとおり、朝食を作るのは大変だということです。
「がんばればなんとかなる!」という意志は弱いです。自分一人だと特に負けやすい。
生活に余裕がある内は大丈夫ですが・・
なので朝の食事をコントロールするポイントは「楽をする」ことです。
あ、ちなみに昼は可能な限り努力はします。極力炭水化物よりたんぱく質・脂質が多いものをとるなど。
のり弁よりから揚げ弁当食べるといった感じですね。
食事で楽をするポイントと効果がある食べ物
食事で楽をするポイントは「時間と労力とコストを省く」ことです。
- 考えない
- 作らない
- コストかけない
そして楽をしながら食事の代わりとなり、さらに栄養があるもの。可能なら美味しくて毎日とっても飽きない食事がいいですね。
ここまで考えると選択肢はかなり限定されます。
- プロテイン
- スムージー
プロテインやスムージーであれば「忙しい朝」、「寝坊してしまった時」でも飲めます。水入れて粉入れて振るだけですから。
まとめ 自分の人生に効果があることしましょ
ダイエットは目的でなく手段です。
やることに価値はあります。でもそのために
- 食事制限でふらふらしてパフォーマンスが発揮できない
- 食事のたびにカロリーを計算したり、料理に時間をかける
- ホントにやりたいことに使う時間や労力を浪費する
のは意味が無い。本末転倒だと思います。
僕は食事制限して一日に1000カロリー前後にしたことがあります。まともに食べるのは昼だけ、朝と夜はほとんど食べない。
1ヶ月くらい続けた結果、確かに多少体重は減りました。でもフラフラするわ、頭回らないわできっついです!ブログなんて当然かけません。
極めつけは「この生活、後何十年も続けるの?ラーメンとか食べたいものを我慢してそれで楽しい生き方なの?」って思ってしまったことです。続かないです。
大事なことは「続けられるか」。
だから僕は食事に限らず楽できることは楽したいと思ってます。それは「優先順位」をつけてやりたいことにお金も時間もぶっこみたいからです。
今回はそれが食事置き換えに使えるスムージーやプロテインだっただけです。
ちなみに1番やってはいけないことがあります。それは「がんばって続けようとする」ことです。
大前経営塾の大前研一さんも「1番無意味なことは決意を新たにすることだ」って言ってますからね。