いのっちです!
どうして仕事してるんですか?って聞かれたら何て答えますかね?
おそらく大半の人は「生きるために必要だから」でしょう。
そしてなぜ「生きるために働くことが必要なの」と聞かれたら
「お金が必要だから」ではないでしょうか?
これは事実だと思います。
例えば上司に、
「仕事がんばってね!あっ、でもウチの会社今月赤字だから今日から給料なしなったから!」
ってもし言われたら。どうしますか?
僕だったら
『今までお世話になりましたー!(; ・`д・´)』って仕事変えると思います。
いや、ボランティアじゃないしさ・・・
お金がないと働かないの?って聞かれたら
「ハイ、そうですよ(笑)」って言います。
お金で全てが解決するわけではないけど、お金が生きるために必要なのは紛れも無い事実です。
でも日本人って独特の感覚「お金稼ぐ」ことに対して汚い。嫌儲の感覚があります。
昔は自分もそうでした。
- お金なんて興味ないし・・
- 今のままで十分
ひどいものになると
- お金稼ぐなんてあの人は人を金の成る木としか思ってない!
とかね。
でもそれでもお金は必要です。バブルで仕事もたくさんあって、お給料も高かったら稼ぐ必要なんてなくない?って言えたかもしれません。
でも今は自分で稼ぐ力がないと会社をクビになったら生きていけない時代です。
大分話がそれましたね・・
ではもう1つ質問。働き方と収入を得る手段に種類があるのはご存じですか?
クワドラント、労働収入と権利収入(不労所得)について
「金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント」という本はご存知でしょうか?
この本の中に「クワドラント」という言葉(概念)が出てきます。
改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント:経済的自由があなたのものになる (単行本)
クワドラントとは、「働き方(ライフスタイル)、収入を得る方法を4つの領域に表した図」のことです。
- E→会社員(employee)
- S→自営業(self-employed)
- B→ビジネスオーナー(businessowner)
- I→投資家(investor)
を表します。
そしてこの図の最大の特徴は左側(EとS)、右側(BI)で収入の質が違うことです。
ES→労働収入
労働収入は時間単価の働き方です。
わかりやすい例で言うと、会社員は残業すればするほど収入が増えます。でも自分の時間は減っていきます。
収入↑↑ 時間↓↓
つまり時間とお金が綱引きしているのです。
自営業は厳密に言うと時間単価ではありません。売上単価です。
美容室で同じ10時間働いたとしてもその間に来るお客さんが5人と10人であれば、売上は倍の差があります。
単に10時間店を開けてもお客さんが0なら売上も0です。
ただ売上を上げるにはより長く店をあけて、より多くのお客さんを回転させる必要があります。
そのために時間をものさしに収入を測っていると言えます。
そして収入には限界があります。例えば
時給1000円のマックでバイトしたとき、1ヶ月の収入は
時給1000円 × 1日24時間 × 30日 =72万円
が限界になります。実際は1ヶ月立つ前にマックにゾンビが1体生まれそうですが・・
BI→権利収入(不労所得)
権利収入(不労所得)は自分の代わりに作った仕組みが働いてくれて得る収入です。
言い換えると、
「自分がその場にいなくても収入が発生する仕組み」
のことです。
例えば1室7万のアパートを持っていて、そこに誰かが住んでいれば月に7万入ってきます。
その時自分は何をしているかというと、住人がいない間に部屋の掃除をしたり、料理して待っている、わけはないです(笑)
収入↑↑ 時間↑↑
労働収入とは逆に収入が増えると使える時間が増えます。不動産の管理に時間がかかるとは言え、フルタイムの仕事で7万稼ぐよりずっと時間はあきますし、増えた収入で移動を電車からタクシーに代えることもできます。時間を買うってことですね。
どんなものが権利収入(不労所得)に該当するかというと、
- ビジネス
- 株
- 不動産
- ライセンス(特許)
- 印税(本、CDなど)
- サイト運営による広告収入
などです。
例えるなら、労働収入は水のバケツ汲みで、権利収入(不労所得)は水道管を作る仕事です。
- バケツ汲み→運んだ量に応じて報酬。ケガなどで動けなくなったら収入は0
- 水道管→水道管が完成するまでは収入0。一度作ればずっと水が出続ける
なお、1つ補足を。
- 権利収入(不労所得)はメンテナンスが必要
ということです。
不労所得は一度仕組みを作れば何もせずに自分の懐に収入が入り続ける、と思われますが、実際はある程度自分の手を動かす必要があります。
- ビジネス→実経営者との面談
- 株→値上がり下がりの監視
- 不動産→入退出時の管理、緊急時の対応
- サイト運営による広告収入→サイトのメンテナンス、広告の張替えなど
ライセンスと印税はわからないですが、もしかしたらこれらは手が入らないかもしれないですね。
昔こう言われたことがあります。
- 能力は努力の差
- 収入・ライフスタイルは仕組みの差
マックゾンビの話しですが、努力だけでは収入を変え難い現実があります。
時給1000円 × 1日24時間 × 30日 =72万円
営業、不動産、保険、システムエンジニア、看護師、保育士などなど・・
いろいろな職業があります。
でもどの職についたらライフスタイルが変わるか、でなく1つの会社を見ても
- そこで働く人→E(従業員)
- 働く人を管理する人→S(社長)
- 管理する人を任命する人→B(オーナー)
- 会社に投資する人→I(投資家)
と、職業ではなく自分がクワドラントのどの立ち位置にいるかが重要だということです。
クワドラント、労働収入と権利収入(不労所得)に正解はない
この話をすると会社員ダメなんですか?今の仕事好きなんですけど。と言われることがあります。
答えは「クワドラントに良し、悪しはなくてどの働き方、職業でも正解」ってことです。
どの仕事も素晴らしいところ、社会の役に立つところがあります。
世の中から医者や警察や消防士がいなくなったらとんでもないことになります。
ただ大事なことは
- 自分が今後どうなりたいかをイメージして、
- それを今のままで達成できるか、つながっているか
だと思います。
理想と現実のギャップを埋めるために必要な知識、手段がこのクワドラントだという話です。
将来を考えるなら稼ぐことは大事
ここまで書いた内容をまとめます。
- 働き方、収入を得る方法は会社員以外にもあること
- 会社勤めでもできることがあること
そしてこの章で伝えたかったことは上記2つを知った上で初めて、
- 自分の選択の基準(収入、時間、やりがい、健康(特にメンタル))
- 自分の基準を守るために今の会社で努力 or 転職 or 会社以外の選択肢
を考えられる、ということです。
僕はお金を稼ぐことは必要なことで目を背けられないな、と思ってます。
栃木から東京に出てきていて、一人っ子で親を養うこと。家族も養うこと。
それを考えたらお金なんていりません。とは言えないです。
もちろんお金が全てだとは思わないです。でも自分にできることがあって、副収入を得たり選択肢を増やせるのであれば努力したいです。
ないかあるかと言われたらあるにこしたことはないので。
今日の内容も将来に悩む人の役に立てればと思います!
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