アフィリエイト/ブログで集客する方法はSEO、広告運用、SNS経由などいろいろありますが1番取り組みやすいのはSEOだと思います。
で誰しもが「上位表示できるSEO施策」を知りたいと思っているはず。ただこの記事を書いてる2018年12月時点ですでにSEO×アフィリエイトで稼ぐのはかなり厳しくなってます。
それは
アップデートによって今のグーグルのアルゴリズムが厳しくなったから
だけではないです。単純にグーグルのアルゴリズムだけなら何となるんです。アップデートはある意味全員が食らう平等性があるので。
今後アフィリエイトする人。特に企業や組織化してる人より個人アフィリエイター、ブロガーがどうすべきか自分の考えを書いていきます。
2015年~2018年までのアフィリエイト業界の動き
ちょっとここ5年ほどのアフィリエイト周りの動きをまとめます。
- 2015年→ホワイトハット上昇期
- 2016年→ホワイトハット全盛期
- 2017年→WELQ大暴れ→12月の健康アップデートによるSEO難易度の向上
- 2018年→グーグルアップデート&企業の大量メディア参入
2015年→ホワイトハット上昇期とそれ以前
自分がアフィリエイト始めたのは2015年からなのですがこの時期はちょうどホワイトハットで上位表示ができるようになり始めた時期でした。
ココで言うホワイトハットとは「自演リンクなし。ドメインは新規。SNS、広告運用は特にしない。SEO重視の記事作成」を意味します。
ちなみこれ以前は自演リンクで上位表示する所謂ブラックハットが主流でした。真面目にコンテンツ作るよりリンク貼ったほうが上がる・・どころかSEOよりリンクのほうが圧倒的に重視され、ホワイトハットで上げることが難しかった時期。
ただそれもグーグルのパンダアップデートで終焉を迎えます。自演リンクのサイトを片っ端からペナ(圏外に飛ばす)したからです。
2016年→ホワイトハット全盛期
ちょうどホワイトハットでサイト作った人で月100万超えした人がツイッターにめっちゃ現れたのがこの時期。
実際自分もこの年に月6桁超えして会社員やめて専業になることを決意しました。
SEO重視すればグーグルはちゃんと評価して上位表示してくれる
時期でしたね。この時期から次に述べる健康アップデートまでのアルゴリズムの特徴は
タイトル、h2、本文にキーワード、サジェストの内容をある程度入れれば3000文字くらいの記事で上位表示できた
感じです。
2017年→WELQ大暴れ→12月の健康アップデートによるSEO難易度の向上
大きく動いたのがこの年。2017年は昨年と同じくホワイトハット全盛期でした。が、10月ごろ話題になったサイトがあります。それがDeNAの運営する【WELQ】というサイトです。
このサイトは他のサイトの記事をリライトして書いてアップした記事が多く見られ問題になったのですが、同時にやばかったのが健康系の記事をメインにしながら事実無根のことを書いたり薬機法を無視していたこと。
「肩こりがひどい・・。原因は幽霊かも!」
「ダイエットには家系ラーメンが効果的!」
とか。でアフィリエイト界隈ではかなり叩かれて問題になりました。で結果、このサイトはDeNAが謝罪して閉鎖することになったのですが
2017年末の12月、グーグルが健康系のアフィサイトを駆逐するアップデートをしました。後に【健康アップデート】と言われるものです。
初期はアフィリンク貼ってるサイトが片っ端から圏外に飛ばされてたのですが、徐々に調整されて公式サイトや公共機関系のサイトを上位表示するアルゴリズムに調整されました。
アップデートは健康系以外にも出会いとか他のジャンルにも広がりました。
ここのポイントは2つあります。
- 健康アップデートでSEOゴリゴリだけじゃ上位表示が難しくなった(信頼性やドメインパワーも必要)
- 大手企業がアフィ儲かる!と理解して参入してきた
今まではSEO頑張れば上位表示できたのが記事頑張るだけじゃだめになったこと。そして法人がメディア作りに本気出してきたことです。それまでは企業のアフィサイトなんて大したことなかったのですが、ライター雇って大量にコンテンツ投入してきたのです。
2018年→グーグルアップデート&企業の大量メディア参入
で2017年年末の健康アップデートの波乱から明けた2018年。この年も8月のアップデートを起点に多くのアップデートで動きました。これだけならまだ何とかなるのですが更に法人のメディアがガンガン参入しました。
2018年後半~2018年12月時点のアルゴリズムは
タイトル、h2、本文にキーワード、サジェストの内容をすべて入れるのは当たり前。共起語もゴリゴリ網羅して10000文字以上の記事でないと上位表示できない。ドメインパワーは強いことが不可欠で、さらに国や公共機関のリンクでないとダメ
という感じです。もちろんクエリが弱ければここまでしなくても上位表示できますが、アフィ案件のあるジャンルだとほぼこんな感じ。
ぶっちゃけ個人でこのレベルやるのは難しいです。一方企業はライター雇って網羅性ゴリゴリの大量に記事ぶっこんでます。
アップデートはいいのですが、企業メディアが強すぎて個人で戦うのはかなりきつくなりました。
2019年以降のアフィリエイト業界の未来
で2019年以降ですが
- グーグルアップデートの追加
- 企業のメディア参入
がさらに強くなります。今は来てないジャンル、クエリも参入されるしサイト数もガンガン増える。
今のままでも1,2年は生き残れるかもですが、やり方変えなくちゃ10年先は確実に駄目になります。
今のアルゴリズムで上位表示できるSEO施策知りたい!
って人は多いと思いますが、こうなるとただSEO対策しても限界が来るはずです。
個人(1人)で1万文字以上の記事を量産できるかというと継続がきついし、やったところで上がる保証がない。企業はドメインパワーもあるので同じ質の記事なら個人が負けます。
またよくグーグルが言う「ユーザに良いコンテンツ」と言ってもキーワード網羅した1万文字以上の長文記事がユーザに役に立つかという多分そうじゃない。
自分も調べ物して1万文字以上の記事見たりしますが見るのツライです。それに中身なくて役に立たない。あと「おすすめラーメン店50選!」とか選んでもないし、50ってなんやねん。どれがオススメか知りたくて調べてるのに結局並べてるだけでオススメしてないとかザラです。
2019年以降の個人アフィリエイター・ブロガーの戦い方
ただ企業のサイトや長文記事には弱点があるので個人でも戦えると思ってます。
そのためには「ほんとうの意味でユーザに選ばれるサイト、というより場」を提供しなければと思ってます。そのためには今までのSEOのやり方を1度捨てないとダメと思ってます。
ココらへんは自分もまだ手探りで新方式やってます。
ひとまず言えるのは
今のアルゴリズムで上位表示できるSEO施策知りたい!→グーグルに傾向するやり方危険
ということです。たとえグーグルのアップデートには適応できてもライバルサイト(企業メディアなど)が大量にいるときついですので。